認知症介護・予防講演・研修|認知症は恐くない

認知症介護施設として・介護職

心を受け入れてもらう介護職とは

「理解される欲求」を満たす認知症介護

一般的な共感では

人と人が接するとき、お互いの意見が合えば「そうそう!そうなんだよねー」となり話は大いに盛り上がる。意見が食い違うと 「それはこうなんじゃない?」とお互いに意見の交換をして、意見の統一と相互理解を図ろうとする。これが、一般的な形である。

認知症の介護の共感では

しかし、介護は違う。

他人が自分と違う意見を主張してきても、決して口をはさまず何時間でも黙って聞くことができる。 そして相手を理解し共感することによって、介護することを利用者に許してもらうのである。

人は理解してくれる存在を求める

「人は、己を知るものの為に死す」と言われるほど「理解される欲求」は強い。人は自分を理解してくれる(許してくれる)存在を渇望する。

反対に自分を理解してくれない、もしくは理解しようとしない他人を拒絶する。

自分は何人の人を理解しているだろうか?
何人の人が本当の自分を理解してくれているだろうか?

常に自分に問い掛ける、、、

そして人を理解することで、自分自身は高められていく。


介護職とは、仕事を通して自分を高めることの出来る職業である。