認知症介護施設として・利用者との距離
利用者との距離
理屈では無く感情的に理解する
不穏で怒りやすい利用者から逃げてはいけない
関わりやすい利用者は、介護する側にとって接しやすい。反面、不穏で怒りやすい利用者に対して介護者は距離を取ろうとする。しかしそれでは何も解決しない。利用者と接するということは、相手の話をひたすら聞くことでお互い感情的に理解するということである。そして相手の「助けて」という心のメッセージに気づくということである。
不穏の原因を追求しない介護者ほど悩みやすい
特に利用者が不穏になった時、真に理由を追求せず理解していない職員ほど悩みやすい。施設全体が理解していない職員ばかりだと、利用者の不穏は 拡大する。
認知症介護は理屈ではない
理屈ではなく、感情で理解し合うのは難しく忍耐を要するが、そこから逃げて不穏な状態の利用者から遠避かろうとしてはならない。